GamerLegionはStarLadder Major Budapest 2025で敗退したあと、再びファンの注目を集めることになった――だが今回は敗北そのものではなく、sl3ndのユーモラスなツイートが原因だ。コミュニティはミームの波に乗るチャンスを逃さず、この状況を一気に大規模な話題へと発展させた。
sl3ndが「またAWP変更」を示唆
現在GamerLegionでベンチ入りしているHenrich “sl3nd” Hevesiは、意図せずして冗談の火薬庫に火をつけてしまった:
maybe time for another awp change😂@GamerLegion
— Sl3nD (@sl3ndd) November 26, 2025
この一言だけでSNSは瞬く間に反応の嵐に包まれた。正直な告白だと捉える人もいれば、苦境にあるチームへの皮肉だと見る人もいた。特にGLがMajorで振るわず、12〜14位で終了し、直近3か月の勝率が37.9%にとどまっていたこともあって、その受け止め方はさまざまだった。
ファンはすぐさま過去のロスター再編を思い出した。わずか1年の間にGamerLegionは何度も変更を繰り返し、sl3nd自身もスタメンからベンチへと移された――それでもアクティブロスターにいた期間のレーティングは1.04だった。
ミームもすぐに参戦。「ベンチの選手がスタメンみたいに語る」的なDrizzy風引用、スナイパー成績のHLTVチャート、さらには「GLのAWPマーケットプレイス」などのジョークまで飛び出した。
GamerLegion内部で何が起きているのか
現在のスターティングロスターは以下の通り:
- Erik ‘ztr’ Gustafsson、
- Sebastian ‘Tauson’ Lindelof、
- Oldřich ‘PR’ Nový、
- Fredrik ‘REZ’ Sterner、
- Milan ‘hypex’ Polowiec。
- コーチ:Ashley ‘ash’ Battye
しかし安定感はまったく感じられない。スナイパー(AWP)ポジションが今もっとも大きなプレッシャーポイントだ。hypexは最近加入したばかりでレーティング0.93なのに、なぜsl3ndがまだベンチなのか、ファンは理解できていない。
これが意味する可能性
GamerLegionが変化を準備しているのは明らかだ。そしてsl3ndの皮肉めいたツイートは、次のどちらかを示しているのかもしれない:スタメン復帰前に注目を集めるための一手 あるいは、チーム内部で次のロスター実験がすでに進行中だというサイン 組織から公式声明はまだ出ていない。しかしこれほどのコミュニティ反応が起きた以上、このまま沈黙し続けるのは難しいだろう。
